センター試験の注意点は、時間配分と計算ミス。得点九〇%以上の大学志望者は特に重要です。制限時間内で解く訓練を前に書いたように、センター試験は時間との勝負といっても過言ではありません。模試の感覚で臨むと、時間が足りず実力の半分も発揮できなかったという事態になります。その対策は、制限時間を厳守する訓練を徹底して行い、時間の感覚を体で覚えることに尽きます。具体的な方法は、第三者に時間を管理してもらい、制限時間内で解答を終える訓練が一番です。家族などに、本番同様「始め」「終わり」の合図をしてもらい、本人は設問に集中する。この訓練は、難関と称されている全国の進学高校、有名受験校ならば、どこでも実践していることです。その結果が、高い合格実績を誇っているわけですが、逆な言い方をすれば、時間の訓練をせずにセンター試験に臨むと、失敗する確率は非常に高くなります。たしかに、タイマーなどを使い、自分で時間管理はできますが、「あと少しで、書き終える」といった状況の場合、時間管理に甘くなり、本番に即した訓練になりません。時間オーバーで正解しても、本番では通用しないのです。
クリスマス、大晦日、お正月の準備と世間は何かと慌しく、落ち着かない日々です。周りの落ち着かない雰囲気に飲み込まれないようにしたいもの。わが家にとっては、今年はこうしたイベントは一切関係なしと割り切りましょう。親戚などの来訪を避けるためにも事前に事情を話して断っておくといいでしょう。「クリスマスくらいは」「正月くらいは」という気の緩みが、意外に緊張感・集中力をそぎがちです。一度緩むとなかなか元には戻らないもの。弟妹がいても、よく話して理解させるようにしてください。さすがに三が日だけは冬期講習もお休みの塾が多いと思います。そんなときに、受験校のなかにまだ子どもが訪ねたことのない学校があったら、父と子でドライブがてら見に行くといいでしょう。門は閉じていますが、校舎を眺めるだけでも子どもはやる気を増すものです。また、さりげなく勇気と自信を与える言葉を投げかけられるのもこうした機会です。
ノートをとるタイミングを考えてみましょう。原則として先生が講義をしているときは、聞いて考えることに集中したほうが学習効果は上がります。ではどのようなときにノートをとるのがいいのでしょうか。まず黒板を使っている授業ならば、講義が一段落してからノートをとるのがよい方法です。もし先生があまり黒板を使っての講義をしていないならば、口は先生のほうを見て、話を聞きながら、ノートにメモのような感じで大切なポイントを走り書きにしておくと、あとあと大変便利です。1番よくないのは、先生の話はほとんど聞かないでノートをとることだけに熱中してしまうことです。これはまじめなタイプの女の子に多いようですから気をつけてください。ノートはきれいに書きすぎても、きたなく書きすぎても、学習効果の点からいえばマイナスになります。きれいにノートを整理することにこだわってしまうと、それだけで大変な時間がかかってしまいますし、逆にきたなく書きすぎると、あとから読んでもよく思い出せないことになってしまいます。